財布とフットワークが軽くなった高校教師 ままよ

私学高校で専任教諭から非常勤講師へ。Quality of Lifeで言えば、非常勤さいこう。教員の、特に私学所属の教員の働き方について考えるブログ。

社畜をやめて、婚約もやめて、フットワークと財布が軽くなった話

社畜をやめて、婚約もやめて、フットワークと財布が軽くなった話

 

タイトルに書いたのが、今の私の状態なのです。

これでもずっと、生まれてからずっと、頑張ってきたのだけど。

独身・低収入のアルバイターになっちゃった。

最初の記事、自分語りしちゃお。 

 

 

生い立ち

サラリーマン家庭に生まれ、両親・祖父母にたいへんかわいがってもらって育った。

幼稚園児のときは泥団子研究家として、小学生のときは田んぼのおたまじゃくし救出隊として、精力的に活動した。

「大人になるにあたって、絵が下手なのと、運動神経が悪いのと、足が太いのを克服しよう。」なんて意識高いことを考えていた。(この3点については、今なお進化の途中)

 

絵を克服しようとして入った小学校での漫画部が思いのほかディープだったり、運動神経の悪さを克服しようと所属した中高の運動部で後輩にも抜かされて肩身が少し狭かったり、大学で同性の友達を求めて入ったインカレのテニスサークルで浮いちゃったり、色々あったけれど、勉強だけはずっと頑張ってきたつもり。

私の唯一の特技だったからね。

 

婚約に至るまで

3年半つきあった、思い出たくさんの、年下のかわいい彼にふられた。

もうこんな思いはしたくない。サクッと結婚して、こういう惚れた腫れたの騒ぎから卒業したい。

仕事が忙しかったおかげで、あまり落ち込む暇もなく、無理やり勝ち取った休日に「ほれ、いくぞー!」と繰り出した初めてのお見合いで、ピンとくる人と出会って、めでたく婚約したのです。

 

お給料はとても良いものの月の休日が2日というブラックな職場にも疲れていた私は、婚約相手と相談し退職することにして、新居も決めて、あとはお引越しをするのみ…というところまで漕ぎつけたのでした。退職直前には、職場の先輩・同期・後輩や友人から、温かい祝福をいただいて、幸せと有難みをかみしめていました。

 

婚約破棄してみて

でも、だめだった。

思うところがあって、婚約解消に至ったわけです。家族には本当に迷惑をかけてしまった。相手に原因があるとはいえ、相手のご両親にも申し訳ない気持ち。喜ばせておいて悲しませちゃって、本当に悪かった。また、友人にも心配をかけた。

結論を出すまで、それから話合いを終えるまでは、鉛を飲んだような、ズーンとした日々でした。これは本当に、やっちゃった。

私自身も辛かったし、親に本当に申し訳なかった。 

まとめと今後の抱負、それから自分の傷をなめてみる

というわけで、私はタイトルのような状態になっているのです。

でもね、そのおかげで時間ができて、やってみたかったブログというものを始めることができたのだ。

お金も仕事も結婚も逃しちゃったが、その代わり、時間ならある。月休2日の世界から抜け出すことができたのだ。

 

私よ、どうか落ち込むなかれ。

ずっと頑張ってきたのだから、周りには助けてくれる人がたくさんいるのだから、そして私には喜ばせたい人がたくさんいるのだから、ここで折れるんじゃないぞ!

 

このブログは、誰かの役に立つものにしたいと思う。

その相手が教員を志す若者なのか、過労でフラフラになっている人なのか、婚活がうまくいかずにクサクサしている人なのかは、まだ決まっていないけれど。

 

私のこれからは、新しいことばかり。

色々と挑戦して痛い目を見てきているけれど、今後も懲りずに飛び込んでいきたい。

心配事は尽きないけれど・・・ええーい、ままよ!!